素人が格闘技を語りたい

主にMMA、たまにプロレス、キックボクシング

打撃か柔術か

こんにちは。

 

今回はMMAにおけるファイトスタイルについて語りたいと思います。

 

多くのMMAファイターは、いきなりMMAを始めたのではなく、何かしらの競技からMMAに転向してきました。

 

例えば、レスリングキックボクシングなど様々です。

 

そしてそのバックボーンがMMAの試合で大きな武器となり、ファイトスタイルを形づくります。

 

そこで今回語る内容は、最近勢いのある2つのファイトスタイルについてです。

 

タイトルにあるように「打撃」「柔術」です。

 

UFC男子パウンドフォーパウンドランキングトップ10のファイターにおいて6人は打撃、3人はレスリング、1人が柔術というファイトスタイルになっています。

 

Bellatorの男子各階級チャンピオンのバックボーンは、2人が打撃、2人がサンボ、2人が柔術、1人がレスリングです。

 

他団体は少し地域性があるため省略します。

 

しかし、どの団体もボクシングやキックボクシングなどの打撃系、柔術、レスリングなどに分かれます。

 

どのファイトスタイルも強く、決して1番強いファイトスタイルがあるわけではありません。

 

どのファイトスタイルも、長所・短所があり、試合でその長所を最大限に生かし、短所を攻めさせなかったファイターが勝ちます。

 

そして最近特に勢いがあると感じるのが、柔術を生かしたファイトスタイルです。

 

そう感じた理由は、柔術をバックボーンにしているチャールズ・オリベイラがUFC新ライト級チャンピオンになったためです。

 

ライト級は全階級の中で一番層が厚い階級であり、数々の強者がいる中で、オリベイラが頂点を獲りました。

 

オリベイラは異常な極めのカで、数々のハードパンチャーを締め落としてきました。

 

特に最近は、UFC1の変人トニー・ファーガソンと元Bellatorライト級チャンピオンのマイケル・チャンドラーに、一本勝ちではありませんが勝利しています。

 

ファーガソンに関して1R終了間際に極めることができましたが、痛みが快感の変人ファーガソンはタップしませんでした。

 

また、チャンドラーも危ない場面がありました。

 

前ライト級チャンピオンでMMA戦績無敗のまま引退したハビブ・ヌルマゴメドフにも勝利するのではないかと言われています。

 

今後もライト級チャンピオンとして君臨し続けるのではないでしょうか。

 

Bellatorフェザー級、ライト級チャンピオンのパトリシオ・フレイレも柔術が得意で一本勝ちが多いファイターです。

 

チャンドラーを一発で仕留めるパンチ力がありながら、柔術の力があるフレイレは無敵じゃないかと思ってしまいます。

 

先日負けてしまいましたが。

 

個人的に思うことは、柔術のファイターは他のファイターより試合の流れを一気に変えられるカがあるということです。

 

もちろん打撃が強いファイターも一発で試合の流れを変える力がありますが、レベルの高いファイターになってくると、その可能性は少なくなります。

 

柔術のファイターは、もしダウンをしても下からの三角などで勝利することができます。

 

そして、それを恐れて対戦相手は、それ以上攻めにいくことができません。

 

柔術のファイターに勝利するためには、柔術の展開で負けずに、スタンドで圧倒することが求められます。

 

そこそこの柔術のレベルであれば対応できるファイターは多くいますが、オリベイラや、Rizinライト級チャンピオンのホベルト・サトシ・ソウザなどの異常な極めの強さのファイターには、勝ち方がかなり少なくなってきます。

 

ここまでの内容だと柔術のファイターの方が優れていると聞こえるかもしれませんが、決して打撃のファイターの方が劣っているとは思いません。

 

実際にUFCのパウンドフォーパウンドランキングトップ10は打撃のファイターが多いです。

 

そもそも打撃のファイターの分母数が多いという理由もあると思いますが、人気・実力ともに常にトップにいるのは打撃のファイターです。

 

火の玉ボーイ、五味隆典の「判定ダメだよ。KOじゃなきゃ。」の言葉があるように、盛り上がる試合をするのは打撃のファイターです。

 

格闘技はエンターテイメントであり、スポーツではないと考えます。

 

一番強いヤツより、一番客を集められるヤツが正義と言っても過言ではありません。

 

その点においては打撃ベースのファイターの方が、業界において価値が大きいかもしれません。

 

結論としては、どのファイトスタイルも魅力的で、有利不利はないということです。

 

どのファイトスタイルでも自分のバックボーンの長所を最大限活用したファイターが試合に勝利します。

 

今後もトップファイターのファイトスタイルに偏ることはなく、柔術・レスリング・空手など様々なファイトスタイルのファイターがトップに位置するでしょう。

 

個人的に柔術空手柔道など日本の国技がバックボーンになっていることが嬉しいです。

 

最近サンボのファイターが多くなっているため、危機感を感じていますが、柔術などのファイターには頑張ってほしいです。

 

終わります。

 

 

 

 

 

 

UFC265 感想戦

こんにちは。

 

今回は日本時間8月8日に行われたUFC265について語りたいと思います。

 

今回注目していた試合はメインイベントのヘビー級暫定チャンピオン決定戦、デリック・ルイスVSシリル・ガーヌです。

 

試合前の予想などは下の記事で語っています。

www.kimurarock.com

 

ヘビー級ランキング2位で一発で相手を仕留めるルイスと、3位でとてもスマートなファイターのガーヌとの戦いです。

 

ファイトスタイルが対照的な二人の試合はガーヌが判定で勝利すると予想していました。

 

ルイスはファイトスタイルやキャラクターから非常に人気があり、入場から大歓声です。

 

会場は完全にルイスムードで試合が始まります。

 

序盤はお互い慎重な入りで試合が進みます。

 

ルイスはジャブやローキックから入ろうとせず一発を常に狙います。

 

反対にガーヌはルイスの一発に警戒し、ローキックや関節蹴りから入ります。

 

ルイスがパンチを打とうとするとガーヌはバックステップ、サイドステップで逃れます。

 

ルイスに勝利するためには、このように徹底して一発をもらわないようにすることが大切です。

 

そしてガーヌは徐々にジャブも打ち始め試合をコントロールし始めます。

 

1R終盤ガーヌのパンチがヒットすると、ルイスはアイポークを主張します。しかしスロー映像を見ると全く目に入っていません笑。

 

本気でアイポークを主張するルイスの表情がかなりツボでした。

 

そのまま1Rは終了し、手数や打撃のヒット数でガーヌが上回り1Rはガーヌが取ったと思います。

 

2Rも試合の動きは変わらず、ルイスは一発だけを狙います。

 

ガーヌがルイスをケージ際に追い込み、距離が近くなったところで、組み付き、ケージレスリングの展開になります。

 

ガーヌがいくつか膝蹴りを入れた後離れます。

 

その後もう一度ガーヌが組み付きケージレスリングの展開になりますが、お互い有効な打撃を当てることなく離れます。

 

その後パンチを打ち合います。

 

ルイスの一発をガーヌがもらってしまうことが怖かったですが、おそらくガーヌは完全にルイスを攻略していたため打ち合うことができたと思います。

 

よっぽどの自信・確信がなければルイスと打ち合うことはできないと思います。

 

3Rに入ってもガーヌが試合をコントロールします。

 

ガーヌはジャブやローキックだけでなく、ストレートも打つようになります。

 

またローキックを多用し、ルイスは効き始めているようでした。

 

そしてガーヌのパンチのコンビネーションがヒットし、ルイスは後退します。

 

ここでガーヌはラッシュをかけ、仕留めにいきます。

 

ルイスはガードを固め、防戦一方になり、レフェリーが止めようとしますが、ルイスはなんとか堪え、反撃のパンチを打ちます。

 

それでもガーヌの勢いが止まらず、右フックがヒットし、ルイスはダウンします。

 

その後立ち上がり、外れたマウスピースを付けなおし試合が再開されますが、ガーヌが多く打撃を当て、ルイスはしゃがみ込み、パウンドのパンチを連打し、レフェリーが試合を止めます。

 

3RTKO勝ちでガーヌが勝利し、ヘビー級暫定チャンピオンになりました。

 

序盤はルイスの一発に警戒しながらも、徐々に試合をコントロールし始め、フィニッシュするという完璧な試合運びだったと思います。

 

MMA戦績無敗記録も継続することになりました。

 

これで次期ヘビー級タイトルマッチの挑戦者はガーヌになると思います。

 

弱点が未だ見えないガーヌが、人類最強のフランシス・ガヌーを倒してしまう可能性は非常に高いと思います。

 

早く見たいです。

 

反対に負けてしまったルイスは、やはりもう少し手数が欲しいです。

 

特に今回のガーヌのようなファイターの場合、序盤からもっと積極的にいってほしかったです。

 

来月のUFC266ではヘビー級マッチとして、ヘビー級ランキング4位のカーティス・ブレイズVS6位のジャルジーニョ・ホーゼンストライクが行われます。

 

ルイスはこの試合の勝者や、元ライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズ、ヘビー級ランキング1位のスティペ・ミオシッチなどと戦うと思います。

 

衝撃的なKOでタイトルマッチに向けたアピールに成功してほしいです。

 

終わります。

UFC265 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間8月8日に行われるUFC265について語りたいと思います。

 

今回注目している試合はメインイベントのヘビー級暫定チャンピオンタイトルマッチ、デリック・ルイスVSシリル・ガーヌです。

 

UFC265のセミメインでは女子バンダム級タイトルマッチとしてアマンダ・ヌネスVSジュリアナ・ペーニャが組まれており、楽しみでしたが、ヌネスのコロナ陽性反応により無くなりました。

 

そのため、女子バンダム級タイトルマッチの代わりに男子バンダム級マッチ、ジョゼ・アルドVSペドロ・ムニョスがセミメインになりました。

 

またUFC265では元Rizinバンダム級チャンピオンのマネル・ケイプも出場予定です。

 

詳しく展開予想するのはメインイベントだけですが、前述した二つの試合も楽しみです。

 

特にケイプは鳴り物入りでUFC入りしたものの未だ勝ち星無く、二連敗中です。今回の試合も負けてしまうとリリースされる可能性もあります。

 

ケイプは計量も失敗してしまったため、リリースの可能性は高いです。

 

それではメインイベントの展開予想をしていきます。

 

ルイスはヘビー級ランキング2位の打撃が得意なファイターで、パンチを振り回して相手を仕留めます。

 

キャラクターも魅力的で、UFCの中でもかなり人気者のファイターです。

 

対するガーヌは4位のファイターで、MMA戦績無敗の勢いのあるファイターです。

 

ヘビー級ファイターで一番器用なファイターという印象があり、ルイスとは対照的なファイターです。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • ルイスの1RKO勝ち
  • ルイスの5RKO勝ち
  • ガーヌの判定勝ち
  • ガーヌの4RTKO勝ち

この中でもガーヌが判定勝ちする可能性が高いと思います。

 

前述したようにガーヌはとても器用なファイターで勝ち方を知っています。

 

前回も格上のアレキサンダー・ヴォルコフを完封しました。

 

序盤で試合の流れを掴み、中盤以降は相手の打撃をもらわずに、自分の打撃を当てていきます。

 

今回もそのような試合展開になると思います。

 

また相手のルイスは試合の流れを変えるためにテイクダウンを狙うなどの工夫があまり見られません。

 

そのため、今回はこれまで以上にガーヌがルイスを完封する可能性が高いと思います。

 

ガーヌは他のヘビー級ファイターに比べるとフィニッシュ力は低いですが、フィニッシュする力はあります。

 

そのため、ガーヌが序盤からルイスを圧倒すると4Rあたりでフィニッシュする可能性はあります。

 

反対にルイスが勝つ場合はKOしかないと思います。

 

ルイスは脅威的なフィニッシュ率を誇ります。そのため今回もフィニッシュする可能性が高いです。

 

フィニッシュするタイミングは、ガーヌに流れを掴ませる前又は試合終盤、後がなくなりルイスが前に出るしかない時だと予想します。

 

したがって、1Rか5Rでしょう。

 

 ルイスは前戦でランキング4位のカーティス・ブレイズを2Rで仕留めました。

 

ブレイズはレスリング中心のファイトスタイルで、ガーヌ同様慎重なファイターであり、ルイスの一発に警戒していたにも関わらずもらってしまったため、ガーヌももらってしまう可能性はあると思います。

 

ヘビー級の一発はとても魅力的で、試合も見ててワクワクします。

 

しかも、ルイスとなるとワクワクが増します。これまで試合展開の予想を語ってきましたが、ルイスの場合これまでの予想を全て無くしてしまうような試合をします。

 

1R又は5RKOという予想をしましたが、かなり確率は低いです。2Rでも3RでもKOする可能性があります。

 

そのため今回の試合はよそ見できません。

 

ゆったりした空気感から一気に試合が動くと思います。

 

つまらないと思ってよそ見をすると、試合が終わってしまうため見逃し注意です。

 

今回の試合で勝利したファイターはヘビー級暫定チャンピオンになり、正規ヘビー級チャンピオン、フランシス・ガヌーと対戦することになると思います。

 

ルイスは過去に、ガヌーに判定で勝利したことがあり、次戦も勝利する可能性があります。

 

ガーヌも器用なファイターであり、雑な打撃のガヌーにとって脅威となるファイターです。

 

どちらが勝ってもガヌーにとって危険なファイターです。

 

UFC260でガヌーに負けたスティペ・ミオシッチはUFCを離れるようなことを示唆しており、UFC元ライトヘビー級チャンピオンでヘビー級に階級を上げてチャンピオンを目指しているジョン・ジョーンズも2022年でのチャンピオンを目指しているようです。

 

したがって、ガヌーにとって直近の対戦相手としてはルイスやガーヌなどが挙げられます。

 

そのため今回の試合は今後のヘビー級のトップ戦線において重要な試合です。

 

絶対に見逃せません。終わります。

Bellator263 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間8月1日に行われるBellator263について語りたいと思います。

 

今回注目している試合はメインイベントのフェザー級GP決勝戦、パトリシオ・フレイレVSAJマッキーです。

 

今回の試合はタイトルマッチではなくGPの決勝戦になります。しかし実質タイトルマッチのようなものです。

 

パトリシオはBellatorフェザー級、ライト級の二階級チャンピオンで圧倒的強さを誇ります。

 

対するマッキーはBellatorフェザー級ランキング1位でMMA戦績無敗、今MMA界の中でも勢いのあるファイターの一人です。

 

この試合は個人的にUFC266で行われるUFCフェザー級タイトルマッチより、楽しみな試合です。

 

絶対的チャンピオンのパトリシオが久々に危険な相手と試合をします。無敗のマッキーは勢いだけでなく、確実な実力があります。

 

両者、打撃・寝技のレベルが高く、スタンドでもグラウンドでもフィニッシュする力があります。

 

実際に、パトリシオは過去にUFCライト級ランキング4位のマイケル・チャンドラーを1RKO、マッキーはBellator元バンダム級チャンピオンのダリオン・コールドウェルを1R一本勝ちで下しています。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • パトリシオの1RKO勝ち
  • パトリシオの3RKO勝ち
  • マッキーの1RKO勝ち

 

この中でもパトリシオが3RでKOする可能性が高いと思います。

 

パトリシオが1Rでフィニッシュする可能性もあると思いますが、マッキーが1Rで倒されることはないかなと思います。

 

もし1Rで倒されるなら、マッキーが安易に前に出て、パトリシオにカウンターのパンチをもらう時だと予想します。

 

パトリシオは積極的にパンチを打つファイトスタイルではありませんが、自分の射程圏内に入ると一気に仕留めにきます。

 

それをマッキーは警戒して、試合を組み立てていくでしょう。

 

そのため序盤はパトリシオの一発に警戒し、ローキックなどで様子を見つつ、これまでの試合に比べるとマッキーの序盤の勢いは少し下がると思います。

 

そして、序盤からパトリシオの一発に警戒することで、中盤以降疲れが見え始め、3R

あたりでKOされると予想します。

 

またマッキーは積極的にテイクダウンを取りに行くファイターであるため、序盤はテイクダウン狙いでいく可能性もあります。

 

しかし、パトリシオもレスリングや柔術は得意であるため、マッキーのグラウンド能力に押される場面は少ないと思います。

 

押されるとしても序盤だけで、中盤以降は防がれ、返されてしまうかもしれません。

 

一つ懸念点があるとするならば、パトリシオが会見から非常にやる気が入っていることが見られるため、試合で空回りしてしまうことです。

 

いつも通り落ち着いて戦えば問題ないと思います。会見での気合いはPPVの売上を伸ばすためと信じます。

 

反対にマッキーが勝つ場合は、1RKO勝ちが一番可能性が高いと思います。

 

前述したように、試合開始直後のマッキーはとても勢いがあります。これまでの試合も序盤はとても勢いがあります。

 

今回もパトリシオ相手に勢いのある攻撃ができればハイキックなどがヒットし、1RでKOするのではないかと予想します。

 

またマッキーは身長やリーチにおいて有利な立場にあります。それを活かし打撃でパトリシオに対抗できれば、テイクダウンも混ぜながら戦い、勝負は後半戦にもつれるかもしれません。

 

今回の試合、グラウンドの展開になる確率は高いと思いますが、お互い柔術が得意であるため、寝技で決着がつく確率は低いと思います。

 

 今回の試合でマッキーの勝利又は接戦での敗戦ならば、ダイレクトリマッチでフェザー級タイトルマッチが行われると思います。

 

絶対王者パトリシオに勝利することは世界に衝撃を与えます。そしてマッキーはその可能性を秘めています。

 

マッキーが勝てば今後のBellatorはかなり盛り上がってくるでしょう。

 

反対にパトリシオが勝てば、もうフェザー級には敵がいないといっても過言ではありません。

 

それぐらい、現在パトリシオは無双状態にあります。

 

 フェザー級だけでなくライト級でも他を寄せ付けない強さがあるため、UFCにいってほしい気持ちがありますが、その可能性は低そうです。

 

Bellatorにおける今年一のビッグファイト、楽しみです。

 

終わります。

UFC FightNight サンドヘイゲンVSディラショウ 感想戦

こんにちは。

 

今回は日本時間7月25日に行われたUFCFightNightについて語りたいと思います。

 

今回注目していた試合はバンダム級マッチ、コーリー・サンドヘイゲンVSTJディラショウです。

 

試合前の予想などは下の記事で語っています。

www.kimurarock.com

 

バンダム級ランキング2位で最もタイトルマッチに近いファイターのサンドヘイゲンと元バンダム級チャンピオンであるディラショウの実力者同士の戦いでした。

 

ディラショウは約二年半振りの試合であったため、ブランクが懸念されましたが、ディラショウのスター性に期待し、私はディラショウの1RTKO勝ちと予想していました。

 

試合が始まると、バンダム級らしいスピード感のある攻防が繰り広げられます。

 

3Rあたりでヒットするだろうと予想していたサンドヘイゲンの膝蹴りが1Rからヒットします。きれいに入りましたが、ディラショウに効いた様子は見られません。

 

 そして、ディラショウはサンドヘイゲンに組み付き、グラウンドの展開になります。

 

やはりグラウンドではディラショウが有利であるかなという印象を受けましたが、サンドヘイゲンの長い手足は、ディラショウもやりづらいと思います。

 

その後サンドヘイゲンは立ち上がりスタンドの展開に戻ります。

 

スタンドでは両者いいパンチをヒットさせますが、両者打たれ強く、中々ダウンしません。

 

そして再びディラショウは組み付きます。

 

ここまでの試合展開を見ると、ディラショウはグラウンドで勝負することを作戦としていたように感じます。

 

1Rは、ディラショウがグラウンドで有利な体勢のまま終わります。

 

2Rに入るとサンドヘイゲンが多く打撃を当て始めます。

 

そして、2R中盤にサンドヘイゲンのパンチがヒットし、ディラショウはダウンします。

 

そこまでダメージがなく、すぐに立ち上がります。

 

サンドヘイゲンは、1Rはディラショウの打撃に苦戦しているように見えましたが、徐々にリズムが掴み始めたようです。

 

ディラショウはサンドヘイゲンのパンチによって右目付近をカットしますが、試合は続行されます。

 

その後、サンドヘイゲンが膝蹴りからのパンチのコンビネーションをヒットさせますが、ディラショウは倒れません。

 

終盤は再びディラショウがレスリングの展開でサンドヘイゲンをコントロールし、2Rは終了します。

 

3Rもスタンドの展開ではサンドヘイゲンが有利な展開でしたが、中盤あたりからディラショウのローキックが効き始め、ディラショウはそれを感じ取りローキックを多用します。

 

その後サンドヘイゲンがスピニングキックを出しますが、ヒットせず、ディラショウに組み付かれ、グラウンドの展開になります。

 

再びスタンドの展開になると、ローキックからリズムを掴み始めたディラショウが少し盛り返します。

 

3Rも終盤はレスリングの展開でディラショウがサンドヘイゲンをコントロールし終了します。

 

4Rもこれまでと同じような試合展開が続きます。

 

スタンドでは両者良いパンチをヒットさせながらも両者ダウンせず、ディラショウがサンドヘイゲンをケージ際に追い込んだところで組み付きレスリングや寝技の展開になり、またスタンドに戻る、という流れです。

 

4R終了間際、サンドヘイゲンがバックブローをヒットさせますが、これもディラショウは効きません。かなりクリーンにヒットしていたので驚きです。

 

そして最終ラウンドに入ります。

 

最終ラウンドを有利に進めた方が勝つと言えるぐらい、僅差であったため、両者少しギアを上げます。

 

サンドヘイゲンは長いリーチを活かして、顔やボディにパンチを打ち分け、打撃のヒット数はディラショウを上回っているように見えました。

 

対するディラショウは中盤、テイクダウンをしかけ、離れ際でパンチをヒットさせます。

 

試合終盤は壮絶な打ち合いをして、試合が終了します。

 

僅差でしたが、判定でディラショウが勝利しました。

 

打撃を当てた数はサンドヘイゲンだったと思いますが、レスリングの展開でポイントがついたかなと思います。

 

また3Rあたりからローキックも効いていたので、それもポイントになり総合でディラショウが優勢だったかもしれません。

 

負けてしまったサンドヘイゲンは、せっかくタイトルまであと一歩でしたがコケてしまいました。

 

しかし、強敵ディラショウ相手にスタンドの展開では有利に試合を進めていたと思います。

 

ディラショウは勝利後タイトルマッチを要求しましたが、あと一試合ほどこなす必要があるかなと思います。

 

噂ではUFC267でバンダム級タイトルマッチ、アルジャメイン・スターリングVSピョートル・ヤンが行われると言われています。

 

ディラショウの次戦はその試合の結果次第になりそうです。

 

終わります。

 

 

UFC FightNight サンドヘイゲンVSディラショウ 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間7月25日に行われることUFCFightNightについて語りたいと思います。

 

今回注目している試合はメインイベントのバンダム級マッチ、コーリー・サンドヘイゲンVSTJ・ディラショウです。

 

注目する理由は何と言っても元バンダム級チャンピオン、ディラショウの約二年半振りの復帰戦であるためです。

 

この試合は5月に一度組まれましたが、流れて7月25日になりました。

 

サンドヘイゲンはバンダム級ランキング2位のファイターで、今一番タイトルマッチに近いファイターです。個人的にディラショウと戦わずにタイトルマッチをすればいいと思っていましたが、ディラショウとの試合が決まりました。

 

今回の試合はタイトルマッチと同じぐらい見応えがあると思います。

 

両者打撃が得意で、軽量級でありながらもお互いフィニッシュする力があります。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • サンドヘイゲンの1RTKO勝ち
  • サンドヘイゲンの3RTKO勝ち
  • ディラショウの1RTKO勝ち
  • ディラショウの判定勝ち

この中でもディラショウが1RでKO勝ちする可能性が高いと思います。

 

今回の試合の展開予想はとても難しいです。なぜなら、前述したようにディラショウが約二年半振りの試合になるからです。

 

ファイトスタイルに大きな変化はないと思いますが、二年半も実戦から離れていると、前回の試合と比べていくらか違いが出てくると思います。

 

もちろんプロのファイターであるため、これまで通り又はこれまで以上のコンディションで試合をしてくれると思います。

 

それを期待した上で今回の予想をしています。

 

まず今回の試合に判定決着はないと予想します。もし判定決着ならばディラショウが打撃でサンドヘイゲンを圧倒し勝利すると思います。

 

しかし、両者のファイトスタイルからすると、どちらかがフィニッシュする可能性が高いです。

 

お互い打たれ強くKO負けが少ないですが、お互い相手の打たれ強さを上回るKO力があります。

 

ディラショウがKOするならパンチ、サンドヘイゲンがKOするなら膝蹴りだと思います。

 

 ディラショウはトリッキーな打撃で相手にリズムを掴ませず、自分の打撃を当て試合をコントロールします。

 

サンドヘイゲンも多少苦戦すると思います。

 

そして、1Rからサンドヘイゲンにプレッシャーをかけ、序盤でTKO勝ちするのではないかと思います。

 

反対にサンドヘイゲンは膝蹴りを多用します。実際に前回はバンダム級ランキング7位のフランク・エドガーに飛び膝蹴りでKO勝ちしました。

 

ディラショウは身長が低く、構えが低いため、今回も膝蹴りがヒットする可能性は高いです。

 

膝蹴りがヒットするならば3Rあたりではないかと思います。

 

また、前述したようにサンドヘイゲンは現在最もタイトルマッチに近いファイターです。連勝中であり、勢いがあります。

 

その勢いで1Rでフィニッシュする可能性もあります。

 

両者がどのように試合を組み立てるのか楽しみですが、ディラショウがグラウンドの展開にもっていくことも考えられるのではないかと思います。

 

両者スタンドを好むファイターですが、勝ちに徹するならばディラショウはテイクダウンを仕掛けてくることも考えられます。その場合勝負は後半戦までもつれるかもしれません。

 

グラウンドの攻防も見てみたいです。

 

もしサンドヘイゲンがディラショウにKO勝利すればタイトルマッチは確定です。

 

ディラショウはかなり強敵ですが、勢いに乗って勝利してほしいです。

 

ディラショウもブランクを感じさせないファイトを見せつけてほしいです。

 

ディラショウ禁止薬物使用によって、試合ができていませんでした。そのため多くのファンは、ディラショウの今までの実績が禁止薬物によるものだと言っています。

 

今回の試合でそれがはっきりすると思います。ディラショウの強さはリアルなのか、それともフェイクなのか、楽しみです。

 

終わります。

UFC264 感想戦

こんにちは。

 

今回は日本時間7月11日に行われたUFC264について語りたいと思います。

 

今回注目していた試合はメインイベントのライト級マッチ、ダスティン・ポイエーVSコナー・マクレガーとウェルター級マッチ、ギルバート・バーンズVSスティーブン・トンプソンです。

 

試合前の予想などは下の記事で語っています。

www.kimurarock.com

 

まずはメインイベントのライト級マッチから語りたいと思います。

 

今回のポイエーVSマクレガーは、お互いに一勝一敗で臨む三度目の戦いでした。

 

一試合目はマクレガーが1RでTKO勝ち、二試合目はポイエーが2RTKO勝ちと、お互いにフィニッシュしていたため今回もフィニッシュする可能性が高かったです。

 

その中でもマクレガーが3RでTKO勝ちする可能性が高いと予想していました。

 

一度負けたマクレガーはかなり強くなって戻ってくると思っていましたし、試合前の会見でも、狂気的なマクレガーが見れていました。

 

しかし、最悪な終わり方になってしまいました。

 

1R開始早々マクレガーがスピニングキックを繰り出し会場を盛り上げます。

 

そして、マクレガーがローキックをいくつか打ちます。

 

前戦ではポイエーがカーフキックを効かせましたが、今回はマクレガーが効かせる展開になるのではないかと思いましたが、ポイエーはしっかり対応します。

 

その後、パンチの打ち合いになり、スタンドでは少し分が悪いポイエーもマクレガーに負けずにパンチを打ちます。

 

距離が近くなり、組みつき、ポィエーがテイクダウンを狙いますが、逆にマクレガーがギロチンチョークを狙います。

 

スタンドに注目されているマクレガーですが、柔術も上手です。

 

しかし、簡単に極められるポイエーではありません。何とか抜け出します。

 

上になったポイエーがパウンドのパンチやエルボーをヒットさせます。

 

会見でマクレガーに挑発され、溜まった鬱憤を晴らすように、気持ちの入った攻撃を出します。

 

それに対し、マクレガーもエルボーをヒットさせますが、倍返しするようにポイエーもエルボーを打ちます。

 

止められそうになるぐらいポイエーに流れが傾きます。

 

そして1R終了間際、スタンドの展開に戻ったところでマクレガーが足をくじきます。

 

詳しいけがの状況はまだ分かりませんが、おそらく足首辺りが外れてしまったのではないかと思います。

 

どちらかが打撃でフィニッシュすると予想していましたが、まさかドクターストップで試合が終わってしまうとは思いませんでした。

 

非常に悔しい結果に終わったマクレガーは試合後もポイエ一を挑発します。

 

今回の終わり方を見ると、4度目の対戦も可能性が無い訳ではないと思いました。

 

マクレガーの試合を見れることは嬉しいですが、4度目の対戦はもういいかなと思います。

 

それより、私の推しファイター、ネイト・ディアスと試合をしてほしいです。

 

マクレガーもディアスとの3回目の対戦は絶対行われると発言しているため、私はその試合を期待します。

 

反対に勝利したポイエーはタイトルマッチへの挑戦が決定的となりました。

 

今回の試合を見ると、スタンドの打撃もマクレガーに負けておらず、ライト級チャンピオンのチャールズ・オリベイラにとってかなり危険な相手になると思います。

 

ポイエーに目立ったダメージはないため、順調にいけば今年中には実現するのではないでしょうか。

 

次はウェルター級マッチです。

 

バーンズは柔術、トンプソンは空手がバックボーンのファイターです。バックボーンが違うファイター同士の戦いは非常に興味深く、メインイベントと同じくらい楽しみにしていました。

 

バーンズが苦手なタイプであろうトンプソンが、打撃で圧倒し判定で勝利するのではないかと予想していました。

 

1Rが始まるとお互い慎重に入り、見合う展開が続きます。

 

バーンズは変則的な空手の打撃を警戒し、トンプソンは前に出たところを、組み付かれたり、テイクダウンを取られることを警戒していたんだと思います。

 

少し距離が近くなったところをバーンズがタックルに入り、ケージレスリングの展開になり、動きのない試合になります。

 

観客は当然ブーイングです。

 

このような展開が続くとバーンズが試合を有利に進めていきます。

 

その後バーンズがトンプソンを寝かせ、グラウンドでコントロールします。

 

何とかトンプソンは立ち上がりますが、1Rは中盤以降バーンズが支配します。

 

2Rもトンプソンは積極的に攻めず、バーンズの動きを見ます。というか、入りづらそうです。

 

安易に近づくと、1Rのようにグラウンドで塩漬けにされるため、遠い距離でキックなどの打撃を当てていきます。

 

バーンズはパンチをいくつかヒットさせます。

 

そして終盤は再びバーンズがテイクダウンを取ります。

 

3Rは後がなくなったトンプソンが少し積極的になります。

 

トンプソンがパンチをいくつかヒットさせ、スピニングキックもヒットさせ、バーンズはダウンします。

 

トンプソンは仕留めようと前に出ますが、バーンズは思ったほどダメージがなく、逆に前に出ます。

 

その後バーンズが再びテイクダウンを取り、グラウンドでコントロールし、試合が終了します。

 

終始試合をコントロールしたバーンズが判定で勝利しました。

 

フィニッシュに近かったのはトンプソンでしたが、仕留めることができませんでした。

 

期待していたものより、少しつまらない試合になってしまいました。

 

バーンズは勝利後、ウェルター級ランキング7位のホルヘ・マスヴィダルネイト・ディアスなどに対戦を要求しました。

 

ビッグネームの名前と対戦し、ビッグマネーを勝ち取りたいのでしょう。

 

敗北したトンプソンには、非常に期待していたので残念です。

 

今後も勝ち続けタイトルに挑戦してほしいです。

 

UFC264のメインもセミメインも試合結果は、少し期待を下回ってしまいましたが、試合前の興奮は存分に味わえました。

 

UFC265も楽しみです。終わります。